症例
10歳 女性 デコボコ
矯正治療は何歳になってもできるものですが、やっぱり子どもの時にした方が有利な治療です。時期としては、まだ乳歯が残っている時期にやった方が良いです。具体的には小学4年から5年生の間くらいです。
乳歯が残っているうちは、夜だけ使うような簡易的な装置を使います。夜というのは寝ている時です。寝ている時は無意識ですので、知らぬ間に歯並びが変わっていくという具合です。
その後永久歯が揃ってから固定式の針金の矯正装置を装着します。乳歯のあるときにやっていた寝る時だけの装置で、ある程度治療していますので、固定式の装置の治療期間が短くなります。また、永久歯から始めるのでは動かないような動きもその装置でしてくれます。
また、子どもの時は歯が動きやすく、装置の痛みも少なく、メリットがたくさんあります。
一番のメリットは、人生において歯並びの良い期間が長くなることです。
ぜひ、子どもの時に矯正治療を始めることをオススメします。
子供のデコボコ
・治療内容
まずは寝るときだけ、1年くらい顎を広げる装置を付けてもらいます。
永久歯が揃ったら、歯を抜かずにブラケット装置で矯正します。
・費用等に関する事項
おおよそ70万から100万円くらい
・治療等の主なリスク
治療期間が長引く事があります。
歯根が短くなる事があります。
歯肉が退縮することがあります。
最終的な仕上がりを見て、やっぱり歯を抜いて治療したいということもあります。
・副作用等
矯正治療中に歯磨きを怠ると通常より虫歯になりやすくなります。
保定装置を怠ると、後戻りします。
感想等、詳細については院内で閲覧できます。
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