症例
女性 21歳 でこぼこの症例
この症例は、上の前歯がデコボコしている症例です。
デコボコしている症例の場合、歯を抜いて隙間をつくって、歯を並べるという手段を取ることが多いです。
今回の場合も上の歯を左右一本ずつ抜いています。
下の歯を抜くこともあるのですが、今回の場合は上だけです。
上だけ抜く場合と、下も抜くという場合は、上下の奥歯の咬み合わせを見て判断しています。
この判断を間違えてしまうと、上手く治療できなくなったり、治療期間がものすごく長くなってしまったりします。
ここを正しく判断することが矯正を成功に導くために一番大切なことです。
この症例においては、上の前歯に対して下の前歯が大きかったために、奥歯の咬み合わせは良いものの、最後の仕上がりで、上の前歯と下の前歯が同じような位置関係になってしまっています。
通常は、下の前歯の方が後ろにあるのが好ましい状態です。
そうするためには、もう少し下の歯列全体を後ろに下げるか、下の前歯を少し削ってサイズを合わせるか、というような選択肢があります。
患者さんとしては、別に今の仕上がりで問題ないと言うことで、フィニッシュしました。
治療終了後、特に問題なく経過していますし、見た目的にもかなりキレイになったと思います。
・治療内容
上左右一本ずつ歯を抜いて隙間を作り、上の前歯を後ろに下げます。ブラケット装置にて治療。
・費用等に関する事項
おおよそ80万から100万円くらい
・治療等の主なリスク
最初の状態より上の前歯は下がりますが、患者様が想像されているところまで必ずいくとは断言できません。
上の隙間が少し残る事があります。
治療期間が長引く事があります。
歯根が短くなる事があります。
歯肉が退縮することがあります。
・副作用等
矯正治療中に歯磨きを怠ると通常より虫歯になりやすくなります。
保定装置を怠ると、後戻りします。
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