症例
男性 40歳 出っ歯の症例
この症例は、下の歯がデコボコしており、上の歯はデコボコしていないために前にせり出してしまっており、相対的に上の前歯が下の前歯に対して前に突出しています。
ですので、奥歯の関係性は悪くない状態です。ということで、このような歯並びを治療するためには、上下左右1本ずつ歯を抜かして貰い、並べていきます。
通常ならば、上下左右とも前から4番目の歯を抜きます。しかし、この患者さんの右上の前歯が神経を取ってある差し歯で有り、見た目でも天然の歯とは違う正常をしていることが確認できます。
そのような事情があることから、右上の歯に関しては、前歯を抜くのか、4番目の歯を抜くのかという選択肢が有り、それらのメリット・デメリットをお話しした上で、患者さんにどちらの治療方針にするのか決めて貰い、結果右上の関しては前歯を抜く治療方針で治療を進めていくこととなりました。
治療後の状態を見てもらっても、前歯を抜いたとしても、並んでしまえば割と自然な仕上がりだと私は思っています。
それでも、やはり差し歯の前歯を残して、健全な歯を抜いた方が良いのでは?と思われる方もいるかもしれません。そのような方の場合、当然そちらの治療方針でさせて頂きます。
あくまでも、私は選択肢を示すだけで、どちらの治療を選択するかというのは、患者さんがするべき事だと私は考えています。
・治療内容
ブラケット装置で矯正します。
・費用等に関する事項
おおよそ80万から100万円くらい
・治療等の主なリスク
治療期間が長引く事があります。
歯根が短くなる事があります。
歯肉が退縮することがあります。
・副作用等
矯正治療中に歯磨きを怠ると通常より虫歯になりやすくなります。
保定装置を怠ると、後戻りします。
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