症例
23歳 女性 出っ歯の症例
この症例は、上の前歯の突出感が気になるということで、矯正治療を始めました。
このような症例を治療するためには、上の前歯を後ろに下げる必要があります。
上の歯列を見てもらっても、下げられるような隙間はありません。それでは、どうするかというと、上の歯を左右1本ずつ抜いて、その隙間に前歯を下げていくような治療をします。
このときに抜く歯は、前から数えて4番目の歯になります。
そもそもこの歯並びは、顎に対して歯の大きさが大きすぎて、口の中に収まりきらないのが原因となっています。ということで、最適な状態を作るためには、顎の大きさに対し、歯の本数を合わせる必要があるのです。
健康な歯を抜くのはもったいないという気持ちも分りますが、歯が多すぎるためにそれ以上に上下で噛み合っていない歯がある事ももったいないですよね。という、メリットとデメリットを考えた場合、メリットの方が上回るために、歯を抜かせて貰っています。
術後の笑顔を見てもらったら、とても大きなメリットがあることを理解して貰えるのではないかと思います。
今回の症例では、上の歯を2本抜いていますが、症例によってその治療方針は様々です。ご自身の歯並びの治療方針は、歯並び相談に来て貰えれば、おおよその説明をする事が出来ます。
気になる方は、ぜひお問い合わせのほどを。
・治療内容
上左右一本ずつ歯を抜いて隙間を作り、上の前歯を後ろに下げます。ブラケット装置にて治療。
・費用等に関する事項
おおよそ80万から100万円くらい
・治療等の主なリスク
最初の状態より上の前歯は下がりますが、患者様が想像されているところまで必ずいくとは断言できません。
上の隙間が少し残る事があります。
治療期間が長引く事があります。
歯根が短くなる事があります。
歯肉が退縮することがあります。
・副作用等
矯正治療中に歯磨きを怠ると通常より虫歯になりやすくなります。
保定装置を怠ると、後戻りします。
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