この症例は、乳歯が残っている時期に一期治療をして、永久歯が揃ってから二期治療をしています。
一期治療では、歯列の横幅を拡げています。そのため、１番目から２番目の写真にかけて下の前歯の凸凹が小さくなっているのが確認できると思います。
しかし、それだけでは上の歯が並ぶだけの隙間が足りていません。
なぜかというと、右上の八重歯を並べようと思うと、右上八重歯より後ろの歯を後ろに動かさないといけないからです。横幅を拡げても並べる事ができません。
二期治療で右上の歯を後ろに下げるような事をして、隙間を作り、八重歯を改善しました。
この症例は、子供の時に治療したからこそ、歯を抜かずにできました。
もし、大人になってから矯正治療するならば、歯を抜く必用があったと思います。
適切な時期に矯正治療をすると、治療の選択肢が増えて、より有利になります。
歯並びの相談は随時やっております。ぜひお問い合わせのほどを。
・治療内容
まずは寝るときだけ、1年くらい顎を広げる装置を付けてもらいます。
永久歯が揃ったら、歯を抜かずにブラケット装置で矯正します。
・費用等に関する事項
おおよそ70万から100万円くらい
・治療等の主なリスク
治療期間が長引く事があります。
歯根が短くなる事があります。
歯肉が退縮することがあります。
最終的な仕上がりを見て、やっぱり歯を抜いて治療したいということもあります。
・副作用等
矯正治療中に歯磨きを怠ると通常より虫歯になりやすくなります。
保定装置を怠ると、後戻りします。
※詳しいご感想等は、当院内でご覧いただけます(*^_^*)
矯正相談は無料です。お気軽にお越しください♪
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