症例

症例
歯が閉じない(開咬)

8歳 女性 前歯が噛んでいないケース


8歳 女の子 歯が閉じない(開咬)の歯並び 治療期間:2年9カ月

通常矯正治療は小学4・5年生くらいから始めるのをお勧めします。

しかし、前歯が噛んでいない開咬という咬み合わせに関しては、小学2年生をお勧めしています。

開咬という歯並びは、舌を前に出してしまう癖によって起こります。ですので、治療としてはまず癖を治す装置から始まります。

癖の治療は早ければ早いほど良いのですが、ただ装置に耐えうる年齢に達している必要があります。それが、小学2年生くらいです。寝るときだけ使用する装置ですが、やはりそれなりの精神年齢になっていないと使用できません。

この症例は、ちょうど良い時期に始めて、真ん中の写真では前歯の開咬が改善しています。

永久歯が揃ってから針金の装置を装着し、それからは1年少しで終了しています。


・通常必要とされる治療内容

子供の時、舌が挟まるために前歯が噛まないので、舌の癖を治す装置を付けます。

永久歯が揃ってから、ブラケット装置で治療します。咬ませるために矯正用の輪ゴムを掛けてもらう必要があります。

・費用等に関する事項

おおよそ80万から100万円くらい

・治療等の主なリスク

前歯がかみ合わないのは骨格が原因の事があり、完全に改善するには時間がかかる事があります。

歯根が短くなる事があります。

歯肉が退縮することがあります。

・副作用等 

矯正治療中に歯磨きを怠ると通常より虫歯になりやすくなります。

保定装置を怠ると、後戻りします。

※詳しいご感想等は、当院内でご覧いただけます(*^_^*)
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